お葬式をする場合には代表者が必要となります。その代表者と言うのが葬儀の喪主と言う事になります。つまりは家族で誰かが亡くなられた場合に、葬式を行うと言う事になります。その家族はその後、１年は亡くなられた方のために喪に服すと言う日本の昔からの仕来りがあります。それに倣っての風習と言う事になる訳です。喪に服すその代表、つまりは主と言う事になり、喪主と表現している訳です。この役割は大凡亡くなられた方の配偶者と言うのが一般的です。
人が亡くなった時、多くの人は亡くなった人のためにお葬式を行うことを考えるはずです。その時、今まではお坊さんを呼んで、お経を上げてもらい、通夜、告別式を行うことが、ごく普通のことになっているのでしょう。ですが最近の傾向として、お坊さんなど呼ばず、お経も上げない式を行う人が増えて来ています。その理由として、普段からお寺等にお世話になっていなかった人や更には亡くなった人の意思で、自由な形でお葬式を行なって欲しいと希望があったことが考えられます。
葬儀は規模が大きく、故人と縁のあった多くの人が参列するのが当然と考えられていた時代は一昔前のことになり、近年では規模が小さい葬儀を好むという人も増えました。そのことから密葬や家族葬も珍しいことではなくなりました。しかし、家族葬や密葬にすると、参列したくてもできなかった人から批判されてしまうケースもあります。その際に役立つのがお別れの会を開くという方法です。葬儀ほど堅苦しくなく、決まったスタイルもないので参加しやすいという人も多いのがメリットです。
葬儀といえば一般葬で、故人とゆかりがあった人が参列するものというイメージがありますが現在では大規模な葬儀は望まないという人がかなり増えました。そのことから家族葬や密葬というスタイルも多くなりましたが、参列したくてもできなかった人から批判されてしまうケースもあります。それを防ぐためにも、家族葬や密葬を執り行った後にお別れの会を開く人が増えました。お別れの会は葬儀のように決まりがないので式の内容は好きに決めることができます。
日本人におけるライフスタイルの変化とか物への価値観が多様化したこともあり、個人葬が当然だったことからの変化として、家族葬とか1日葬と言われる葬儀も広く行なわれるようになりました。そのため、葬儀などの参列する人は、近親者のみと言うケースが多くなっています。ですが、それで終わってしまっては、お世話になった方々に、余りにも失礼と言うこともあり、改めて行なうお別れの会を催す人が増えています。このお別れの会などは、昔から芸能人が多く利用していたこともあり、普通の人が行なうことにも抵抗はなく感じられました。