お別れの会と葬式の香典のマナー
2017年02月24日
葬式を執り行うことは長い人生の間でもそう頻繁にあることではなく、いざ執り行うとなれば頭を悩ませることが多いのではないでしょうか。近年では金銭面はもちろん精神的な負担を減らすためにも、家族葬など規模の小さな葬儀を選択する人が増えています。その際には、家族だけという定義があるわけではないので本当に親しい間柄の人ならば参列することができます。しかし参列したいという人が多い場合で規模の小さな葬儀しか執り行わないという場合には、後日改めてお別れの会を開き個人との別れの機会を作ることも増えてきました。
葬儀に参列する人の場合には、その際に香典を渡すことになりますが、お別れの会となれば基本的には受け取らないという遺族が多いです。受け取らない代わりに参加費を集めることで、会を開く際の会場や料理など必要となる金銭面の負担は、大幅に減らすことができます。香典は断られてしまうことが多いとはいっても、会に行く際には持参して行くようにしましょう。手ぶらで足を運んでしまうと、非常識だと思われかねません。葬儀に参列した人の場合には、お別れの会には足を運ぶ必要はありませんが、親しい間柄で会にも参加したいという場合には、葬儀で香典を渡しているので会には持参して行く必要はありません。
遺族の気持ちをしっかりと考え、精神的な負担をかけてしまわないように気をつけることが葬儀や会に参加する際には忘れてはならないことと言えます。